solitude
赤てん由華里の徒然日記
あらゆる疑問に体当たりする赤てん由華里が、
書き連ねる概ね日記。

第003回

12月2日

『とびら』

今回は少し暗い内容になってしまうかもしれませんが(泣)
すみません…お付き合い下さい(笑)

突然ですが、私は昔から漫画が嫌いでした(>_<)
漫画に限らず小説も…絵本くらい短い文章すら読むのが嫌いでした。
漢字読めないし…疲れるし(笑)
さらに私の中で恋愛ものは問題外でした(>_<)
御互いの気持ちがわかってイライラして…健康にもよくないので絶対と言っていい程読みませんでした(泣)

しかし…ある事をきっかけに漫画の世界に没頭(笑)
いつしか「問題提起作」というジャンル(?)の漫画にはまってしまいました(泣)
中でも、ももち麗子さんの「いじめ」「援助交際」「セクハラ教師」「ドラック」「ストーカー」「おやじ狩り」など、誰もが一度は耳にした事ある問題をとりあげて描かれた「問題提起作品集」にはまっています(^_^;)

実は…今回のコーナーの題「とびら」も、ももち麗子さんの漫画のタイトルなんです(>_<)

…母親の言う通りに生きて来た主人公のまなつ。
しかしある出来ごとをきっかけに彼女の中で何かが切れた。
…そんな時出会った一人の女性。彼女は高校が別になっても終わる事のない[いじめ]に悩んでいた。
そんな彼女が教えてくれた<リストカット>!
「リスカは、死ぬためにやるのではない…とされつつ、本当に自殺してしまうケースもある。」
…自殺願望者の心の闇を描いた作品です。

私、この作品にすごく衝撃を受けた文章があって…。
主人公のまなつが出会った女の子、「アスパラ」ていうあだ名なんですけど(笑)最終的に自殺するんです。
その葬式にのうのうといじめてた奴等が来て…まなつが「あなた達に殺された」とせめても
「…ノリで悪ふざけもしたけどあれくらいで自殺する?遺書もないし…」と開き直った彼女たちをまなつが見て言った言葉。
<自殺したって聞いて一瞬はビビったかもしんないけどそんだけ…アイツらはこの先ものうのうと生きていくんだ!>
これを読んだ時は…率直に「私に死ぬ勇気がなくてよかった!」と思いました(>_<)
こんな馬鹿な事を本気で考えていた事があったから…。
「今私が死ねばいじめた奴等は一生苦しむ」と。でも、私にはそんな勇気なかった(泣)
死ぬなんて…。私には大好きな家族がいたから(笑)家族のいない世界に行く勇気は私にはない(泣)…

今、自殺を考えているあなた!…
「死んでは駄目」と言っても死ぬ事はやめないでしょう。だから、私はそんな事はいいません(泣)
ただ…一つだけ…一つだけ言えるとしたら…。
「人間誰の足下にも幸せがあるはずです♪」
あなたはもぅ出会いましたか?小さいようで…大きな大きな幸せに。
少しだけでもいい…心にゆとりを持って♪馬鹿な事考えなくてすむように…。

★赤てん由華里の[覚えておきたい慣用句2]★
油をそそぐ…物事に活気を与え、その勢いを強くする。人をおだてる…などという意味


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