所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。

第011回

5月2日の日常から・・

今晩の話題の番組・・
『ワールドプロレスリング!!スペシャル』(ANB)
闘魂記念日衝撃の舞台裏〜猪木 VS 新プロデューサー蝶野
カメラ初潜入…超マジ激突を生中継
実現・小川&橋本タッグ参戦
最強ベルト争い永田 VS 怪物高山
放送終了時まで注目…蝶野Pを猪木が裁く

・・いやぁ久々に笑った。
実にイケてる生中継だった。
サッカーなんかビデオに録って後で見ろ。

試合の合間、控室にカメラが切り替わるんだけど、
控室には、モニタで試合の状況を凝視する新プロデューサー蝶野と
創始者でオーナーの猪木が手持ち無沙汰ぎみで座っているわけさ。

プロレスファンからすれば、
結構すごい2ショットのはずなんだが、
なんだかねぇ・・妙に安っぽく映ってるのよねぇ。

でさ、安田がドンフライに気絶させられた時は凄かったねぇ。
入場途中の安田に背後から突然ドンフライが襲い掛かって、
卑怯な不意打ち!汚いぞドンフライ!でも顔は怖いぞ!

借金まみれのジリ貧状態で、
プロレス界の実は早井ですと言われる安田。
嗚呼無念!ドンフライの奇襲の前に敢え無く気絶してしまうのだった。

カメラが切り替わる!
新プロデューサー蝶野がインカムに向かって叫ぶ!
「次の試合だ。先に出せ!次だ!いいですね猪木さん!」

まるで「次、行きましょう。次どうぞ!」
と言って強引に進行させる全員集合のいかりや長介モードである。

プロレスでは予定調和は至極当たり前の演出ではあるが、
蝶野も猪木も今回は必要異常に芝居かがっている上に、
生中継(番組がどんどん押していく)で番組進行が
恐らく右往左往しているらしく、
蝶野も猪木も目が泳いじゃったりして、
頼り無いの何のって。

ある意味、近年稀に見る《とんでも生中継》であった。
見のがした奴は損したぞ(多分)。


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