所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。

第032回

5月23日の日常から・・

このひと月、木曜日は憂鬱だった・・。

有料メルマガ『週刊ParaT』の発行日だったから。

・・何が憂鬱かと言うと、
こちら「概ね日刊?」は無料なのに、
あちら「週刊ParaT」は有無を言わせず有料。
これが悩みの種。

で、その差別化をいろいろ考えたんだけど、
結局いい「落とし所」が見つからなかったのよ。

で、今宵「週刊ParaT」の廃刊(というか、無料化)を決めた。

これを決めたら、ちょっと気が楽になったかな・・。


さてさて、
本日は『社団法人九州テレコム振興センター』の総会である。

総会と講演会は欠席して、
情報交換会(要は只の立食パーティ)にバイブ山本と出席した。

ちなみに見事に「おやじ」ばかりの立食パーティである。
昨年までパーティコンパニオンのおネエちゃんが数名居たのだが、
不景気のせいなのか今年はコンパニオンレスである。

それと・・言ってもいいかなぁ・・
料理も品数が減ってたりして(笑)。

まぁ、いいやタダだから・・。(FMCは会員なので・・)

「こっちのテーブルに来ませんか?嫌だろうけど(笑)」
見知らぬおじさんが声をかけて来た。

《嫌だろうけど・・》という自虐的なフレーズが嫌いだったので、
丁重に挨拶だけしてその場を立ち去り、
ぽかーんと1つだけ空いていたテーブルに移動する。

俺は社交性無いからね。(笑)

営業スマイルとか営業トーク・・できるよ。
というよりむしろ上手い。

でもね、これって嘘の俺なのね。
本当の俺は「社交性は乏しい」・・。
好きな人としか自由な会話ができんのよ。
(簡単な話、ただの人見知りである)

これじゃいかんな・・と思ったこともある。
でも、ここまで自然体を貫いて来たんだから、
この先も自然体で行こうと考えている。
ただそれだけ・・。
あんたが嫌いなわけじゃない。

「うーん、今回は見事におやじ連中で埋め尽されておる」(私)
「俺達、めちゃめちゃ浮いてますね」(山本)
なにせ、100人近くのスーツおやじの中で、
金髪・茶髪でTシャツ・Gパンは俺等2人だけ!

我々の背後を独特のオーラを放ちつつ接近してきた人物が居た。
某放送局の技術局長氏(ちなみに重役)である。
この人とは、1年ちょいのお付き合いだけど、
めちゃめちゃパンクである。
そこらのスーツおやじと語らうよりは、
俺等のような半端者との会話の方が楽しいらしい。

「低インシュリンダイエット。結構効きますよ」(私)
「俺は《おはぎ》で酒が飲めるもん(笑)」(局長殿)

「俺とあんたは熊襲系やな」(局長殿)
「俺と局長が?熊襲すか?(笑)」(私)

こういう《場》自体が初めてというバイブ山本は、
目を白黒させている。

そこへ局長殿の同級生という某特殊法人のお偉いさんが接近。

「熊本はなんで美人が多いか知ってる」(偉いさん)
「何でですかね?」(私)
「宮本武蔵がブスを斬っていったから」(偉いさん)
「はははは(かなりドライな笑い)」(私&山本)
「だから刀が2本だったのよ」(偉いさん)
「はははは(ちょっと面白いと思った)」(私&山本)
・・てな感じ。
おやじギャグオンパレードである。

約1時間半、不思議なムードの中、
最後はお決まりの一本締でお開き。

うーん、1時間半で水割り6杯飲んでしまった。
でも不思議と酔わなかったぞと。(薄かったからな・・)


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