所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。


第167回

12月6日の日常から・・

ほんとは1週間お休みにするつもりでいたんだけど、
ちょっと時間ができたので書いておくことにした。

今、ちょいと書き留めておきたいことがあって、
それに傾注しておるところ。

記憶を遡ったり、思考したりの連続。
ダァーっと書き進む時もあれば、
遅々として進まない時もあったりで、
なかなか予定通りに進んでいない。
こりゃ、来週まで食い込むなぁ・・。

さてさて、さっきBSで新藤兼人監督脚本による『裸の島』を観た。
殿山泰司と乙羽信子の主演で、1960年に作られた実験映画。
舞台は瀬戸内海の小さな島「宿祢島(すくねじま)」・・。
ここで暮らす一組の夫婦(殿山、乙羽)は、
来る日も来る日も伝馬船で対岸の島まで水汲み作業。
汲んでは担ぎ、畑に捲く。その繰り返しである。
実に寡黙なライフスタイルである。
なんと凡そ100分間、全編セリフ無し!
何だかサイレントのドキュメンタリーのような感じなんだけど、
思わず最後まで見入ってしまった。
説得力ある映像の勝利ってやつだね。
ちなみにこの作品は翌年「モスクワ国際映画祭グランプリ」を受賞している。

そうそう。かわぐちかいじ『ジパング』の9巻を買った。
舞台がアリューシャン列島の1つ「キスカ」になっていた。
思いきり「太平洋奇跡の作戦・キスカ」から頂いちゃってるなぁ。(笑)
※あっしが一番好きな映画なのである。
いかん。また観たくなった。

ではまた数日後!
※今週は『QIC』もお休み。


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