所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。


第245回

6月25日の日常から・・

『バトル・ロワイアルII』の一般試写に行ってきた。
熊本の一般試写は、概ね「産業文化会館大ホール」で行われるが、
ここは椅子が殺人的に狭くて閉口する。
だから好かん。

でもなぁ、深作健太監督と前田愛の舞台挨拶あり・・か。
まぁしゃーない・・か。

観た感想。
うーん、前作よりエンターテインメントになっていたような気が。。
要は、対米テロを肯定しつつ、自分達の尺度で自立せよ!
という『若者よ!革命思想を持て!!』みたいなお話である。

ちなみにあっしは「反米」でござい。
だからその点ではイデオロギーが一致しちょった。

竹内力という役名で出演している竹内力の狂いっぷりは見事。
『DOAシリーズ』ほどではないものの、
『ミナミの帝王』のそれとは明らかに違う、深みのある演技を見せて
いたのでちょっと驚いた。

軍事考証的には、相当に無理がある設定なれど、
多分「プライベートライアンっぽい戦闘シーンが撮りてぇ」と
ボケかけた深作老が言ったのであろーな・・というシーンが連続する。
それなりに迫力のある戦闘シーンに仕上がってはいるけどね。
無理が多すぎるよーな・・。

ま、細かいことを言い出すとキリが無いわな。
濃厚演出による「力押し」で、無理を承知で押しまくられる映画であった。

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