所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。


第335回

3月3日の日常から・・

午前中『デジカメ講座・午前の部』の初日。(昨晩は夜の部初日であった)
さすがに3日連チャンはキツいかな・・。

ちょいとヘトヘトになりつつ、大江6丁目行の市営バスで帰る。
猛威をふるう《2004年水前寺風邪》が子供2名に伝染し、見事に熱発。
フィラリア井元が小児科に行ったり来たり。
こっちはこっちで銀行に行ったり日刊FMCの録りなどでバタバタである。
とりあえず夕方頃には全体的に落ち着き、
昼間、レジオネラ高木と晩飯を食う約束をしていたので、
19時にダイエー2Fの本屋(集合ポイント)へ向かう。

レ高木から「ちょいと遅れる」との電話。
ならば・・と言う事で、本屋の真ん前にある100円ショップに移動。
購買意欲が涌かないなぁ〜と思いつつ、商品を物色。
すると背後から「すんまっしぇ〜ん、すんまっしぇ〜ん、ゲホゲホ」という
異様な声が。
振り返ると、1人の爺さん(一目見てホームレスと分かる風体)が大型ゴミ箱に
やっと掴まり立ちしてるという感じで、嘔吐しておる。
「おいおい、酔っぱらいのホームレスかよ・・参ったなぁ」と思いつつ、
見過ごす事も出来んので「爺さん、大丈夫かぁ?」と近付くと、
「しぇ、しぇなか(背中)を叩いて下さい〜」と言う。
恐らく数年は洗濯してないと思われる恐ろし気なジャケットの背中を
ポンポンと叩きながら、ついでにさすってやった。(正直、気持ち悪い)
ドバっと嘔吐を再開。(正直、貰いゲロしそうである)

「茶を飲んだら気持ち悪うなって・・」そう言いつつ嘔吐する爺さん。
背中をさすりつつ、見たくは無いが吐瀉物が目に映る・・・ん?色が変だぞ。
血だよ。血。
こりゃいかん!と思い、とりあえず爺さんをベンチに寝させた。
「誰か呼ぼうか?(ここで言う誰かとは医師または救急車を意味する)」
「んにゃ、大丈夫です」
「だけどさぁ・・」
てなことをやってると、近くに居たおっさん(これまたホームレス)が
「大丈夫か?」と集まって来た。
事情を説明し、さてどうしようか?と思っていたが、
とりあえず爺さんも落ち着いた様子で、おっさん達が見守る体制がなんとなく
出来上がって来たのでひと安心。
そこへレジオネラ高木が登場。その場を後にした。

晩飯前の気持ち悪い出来事であったが、これも人生修行だと諦め、
気分を変えて、産業道路の向こう側にある『キッチンボーイ』に向かうのである。

今夜食したのはチキンカツカレーである。旨い!!
食後、マスターのナマヒゲ(HN)さんとエロサイトなどについて歓談。(笑)
「FMCドクホン・・こないだ女子大生4人が持って帰りましたよ」なんて
嬉しい話も伺っていると、気が付けば20時。閉店の時刻であった。
「また来ま〜す!」店を出ると外は雨・・。
バスで通町へ。
男2人、とりあえず繁華街をブラブラ散策し、
交通センターからバスで子飼へ。(やっていることがポタリングに近い)
小雨が降る中、子飼商店街に入ると右手に『四川美味』というカウンターだけの
中華屋が開店しておった。気になる店である。今度行こう!
『ASIA MONSOON』はお休みだったので、その先の『ONE LOVE』に入った。
ここは、南米っぽさと昭和レトロが合体したような
不思議なレストランバー兼ライブハウスである。
ビール飲みながら、映画話に花が咲く。
「アンタッチャブルの監督って誰だっけ・・いろいろ作品は思いつくんだけど、
名前が出てこん。おかしいなぁあんな有名な監督なのに」
2人とも思い出せない。
結局時間切れ。子飼のバス停でレジオネラ高木と分かれ、
22時15分の最終バスで帰宅。

バスを降りたら思い出した。
ブライアン・デ・パルマだった。(笑)


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