所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。


第345回

4月5日の日常から・・

朝から『カレー教室』である。
バングラデシュから来日しているご婦人が、
バングラデシュ料理を教えて下さるということで、
ほほいのほい!とお出かけしたのであった。(チャリで・・笑)

大学の側にある落ち着いた和風一軒家の中に入ると、
「お!ここはニューデリー(近所のインドカレー有名店)か!」と言いたく
なるほどスパイシーな香りが充満しておったぞ。
もう、下ごしらえか何か始まっているのかいな?
・・と思い尋ねれば「まだだ」と言う。
どうやら日常に染着いたスパイシー香なのだろう。

バングラデシュと言えば、インドの東側。
かつてパキスタン(インドの西側)が独立した際に、
東パキスタンとして同時期に独立したのが後のバングラデシュである。
インドとはいろいろ異なる文化はあるわけだが、
広い意味での《カレー文化圏》である。
スパイシー香は当然なのである。

いやいい!いい香りだ!

あれよあれよと言う間に、料理の実践講座が始まった。
本日こさえるメニューは、『チキンカリー』『レンズ豆と野菜のカリー』そして
『ほうれん草と海老の煮びたしターメリック風味』である。

ダダダダー!と軽く1時間。
あっと言う間に出来上がっていくバングラデシュ料理ばんざい!

ちょうどお昼となった頃、試食会ならぬ昼食会が始まった。
いや旨い!
そんなに辛くはないのだが、香りが良い。旨味のバランスも絶妙である。
バングラデシュばんざい!

ところで知ってる?バングラデシュの国旗は「日の丸」なんだよ。(緑地に赤だけど)

ふふふ。またしてもレシピを増やしてしまったぜ。(笑)
何をお薦めしよかいのぅ。
カリー系はいろいろ出してるからのぅ。
『ほうれん草と海老の煮びたしターメリック風味』かな・・。
死ぬ程メシと合うよ。

いい出会いといい料理。至福の一日。


『今日の1コマA』カチュリ(揚げパン)を作っているところ。揚げたて最高に旨い!


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