第347回
４月１７日の日常から・・
17日と言うよりは、昨日16日の話ということになる。
『日刊ＦＭＣ』でしつこくＰＲしていた『107+1〜天国はつくるもの〜』の上映会が
開催された。会場は『メルパルク熊本ホール』であった。
開場ちょい前に到着。レジオネラ高木、森ちゃんと合流し「こんちは〜！」なんて挨拶しつつ、
てんつくマン監督が陣取るエントランスに進入。
主催の『unplugged』のＦ氏が「遂にこの日が来ちゃった〜！」と笑う。
あっしは只のお手伝いでしかないのだが、わが事のようにドキドキ・ワクワクである。
「いや〜今回は厳しいかもしんない」（Ｆ氏）
確かに、開場直後の客の出足はやや低調であった。
「な〜に。うちなんかこの箱でお客20人という悲惨な体験をしちょるよ(笑)」と
言ってあげたら大爆笑。
「うーーん！勇気が出て来たぞぉ〜！」（この人、切り替えが早い・・笑）
開演直前まで入口で来場者の推移を見守る。（頼まれてもないのにね）
駆け込み入場といった感じの人達が増えて来た。
「お！いい感じジャン」
そんなこんなであっしらも場内へ。
直ちに開演。
てんつくマン登場。熱く堅固な思いを、柔らかな口調で説いていく姿。
これは才能だな〜と感心。
短かめのスピーチが終わって、上映が始まった。
沖縄を舞台に、３つのテーマで進められるドキュメンタリーである。
こういう作品って、なんだか沖縄独特のノリと言うか、カラーが強すぎて、個人的には
あまり好きではない。
しかし、この作品からはそういうアクの強さは全く感じられなかった。
スクリーンに描き出されている人物像は全て、
弱き人、悩む人、燃えている人、困っている人・・などである。
しかしそれら全ては《善の人》なのであった。
映像技術云々では、凡庸な部分が散見されたが、そんなものはどうでも良くなってくる。
ともかくそこに映っている奴等の表情一つ一つが、
素晴らしく見る者の心にダダーンと訴えかけてくる。
映像のパワー恐るべしである。
２時間程の大作。我々日本人が今取り組むべきことは何か？
あっしも大好きな思想が、数行の字幕によって淡々と語られるエンディング。
期せずして場内が拍手で包まれた。号泣している人達も沢山いた。
説教臭そうで全然そうでない。てんつくマンの人生の年輪がそうさせたのか、
彼の温かなキャラクターが素人達を見事に引っ張った素敵な《狙いを貫くドキュメンタリー》
であった。
見て無い人は必ず見るように・・。
終演して席を立ち振り返ると（前から２列目だったので）、会場ほぼ一杯の観客達がいた。
思わずＦ氏とがっちり握手。「やったね！よかった！」（まじで嬉しかったのでね・・）
この後は、一般参加１５０名限定の《公開二次会》であった。
上通の『サッポロビアホール』を貸きりである。
仕事で上映会には来れなかったヘルペス和田、水前寺裕子も合流。ＦＭＣ軍団計５名で参加。
２時間ちょいあったかな・・。
Ｕ社のＷ氏が異常なハイテンションで、あちこちのテーブルを掻き回していた。
彼は何故かＦＭＣが陣取るテーブルが居心地が良いらしく、
水前寺なんぞはほとんどセクハラまがいの攻撃を受け、
ダーリン森ちゃんマジ引きぎみ？という妙な展開のまま、お開き。
午前０時。これで帰れるかな？と思ったのも束の間。
Ｗ氏につかまって３次会会場、河原町の『UP!FIELD』に連行。
(水前寺・森カップルは辛くも脱出成功)
ここからが凄かったね。
20人くらい居たかなぁ・・何故だかFMCの知名度がかなり高かった。
「新型タイガーやって下さい」とか「レジオネラ高木より童貞マモルの方が
いいよ！」という無責任な突っ込みがあちらこちらから飛んで来た。
なんたって万人にウケさせるつもりがなく、
どちらかと言えば陰口・悪口を言われて当たり前というニヒルな不良メディアを
長年やって来たわけで、身体に染着いた「どうせ俺達は孤独なんだ」という
一種の被害妄想のようなものが頑固につきまとっているじゃない。
それが、結構綺麗なネーちゃんまでもが、「うわーCDと同じ声だ〜」とか
「あの発想凄いですぅ」なんて言ってきちゃうと、急にどうしてよいか分からなくなり、
とりあえず酒で誤魔化そうとしちゃったり・・。
基本的にシャイなのでね・・。
怒涛の宴会は午前４時にお開きとなった。
ああ・・ビール飲み過ぎた。（昼過ぎまで残ったよ）
げげ。このあと午後２時から『ＱＩＣ』。
午後７からは『きくちゆみ講演会』のミーティングであった。
ハードな１日になるわい。・・・死にそう。（笑）
■『今日の１コマA』メルパルクホール入口。レ高木達がチラシを配布中。
■『今日の１コマB』2次会のサッポロビアホールにてFMC軍団。
■『今日の１コマC』スピーチ中の「てんつくまん」です。
■『今日の１コマD』てんつくまん、Ｕ社Ｗ氏、榎田、和田の4ショット。(撮影／レ高木)
榎田さんがプロデュースしている
「ＦＭＣ」ターミナルサイトはこちらです。
http://www.fmc.or.jp/
ストリーミング放送を聞くことができます！
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