所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。


第393回

10月10日の日常から・・

だるい・・。
熱っぽい・・。
嗚呼きつい・・。
体調超最悪モードでござる。

夕方過ぎ、卯月みそか登場。(レジオネラ高木も集合)
たまご酒を飲むような気分で焼き鳥「太郎」へ。
小1時間談笑致し、その後は「どこかで茶でも」ということで
並木坂界隈の某カフェに向かったら「あらら潰れちょる」・・。
仕方なく近所にある別の店に行ったらば「あららここも潰れちょる」・・。
なんたることか・・。

で、男3人ではちと入りにくいが、エスニック系の有名店「シャンカールG」へ。
久々である。

疲れた身体には甘いもの・・と企んで無謀にも《ベトナム・コーヒー》を頼んだ。
練乳ドバッの濃いコーヒーである。

「むむむ、ガツンと来る甘さ!」
私にとっては1杯でヘビー級胸焼け間違い無しの甘さでござる。

1杯飲んで解散。

徒歩で帰る途中、めちゃめちゃ気分が悪うなってきた。
ふらふら状態で帰着。

とても起きてられんと思い、寝る仕度をし始めたらば、
NHKで『アーカイブス』が始まっちまった。
さよなら日劇のドキュメントであったが、しまった最後まで見てしまった。
「今度こそ寝るぞ」と思ったら、2本目『東京の山賊』が始まった。
永六輔作の狂ったドラマである。(1970年作)
関口宏と由美かおるが愛を歌い、
谷幹一が交通事故の恐怖を歌う。
(なんだこのキャスティングは『江戸を斬る!』か・・笑)

虫プロ制作のアニメとの合成も当時としては斬新。
しかもなんと35ミリフィルムで制作したという暴挙的作品である。
無駄な予算があったもんだなぁ。

あまりの狂いっぷりに流石の私も圧倒されて最後まで見てしまった。
この時代のNHKは良かったんだなぁ。
『天下御免』といい、狂った番組の宝庫である。
いやぁいいものを見た。(ちょっと元気が蘇ってきたぞと)


『今日の1コマ』スウィーツな卯月みそか+レ高木(シャンカールGにて)




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