所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。


第419回

12月21日の日常から・・

夕方。気分転換ほ兼ねて食材のお買い物。
本日は『Aプライス北熊本店』でござる。
業務用食材のお店ね。

冷凍物いろいろなどをカゴに放り込む。
業務用なので一様に量が多い。
なんだかすごく得した気分。(気分ね…笑)
食糧の備蓄が有るのと無いのとでは、生活的安心感がえらく違う。

さてさて、女房殿がレジで支払いを済ませている間に、
あっしと子供2人は「電車だぁ〜!」と叫びつつ、
店のすぐ脇にある熊本電鉄・北熊本駅に突入するのである。
・・と言っても構内に入るんじゃなくて、フェンスの外側だけど。

すっかり電車好きになってしまった長男は、
元東急電車のアオガエルに狂喜乱舞でござ〜る。
一時期クマデンカラーで塗装されていたアオガエルであるが、
最近になって元のグリーン塗りつぶしに戻されておる。

「アオガエルはこの色じゃないといけません」と1才9ヶ月の長男に
語りかける、まもなく41才ベテラン電車好き男の図。

5才の長女は、電車には興味が無く、むしろ喜々としてはしゃぐ長男を
見て喜んでいるといった寸法である。

やっぱあれだねぇ。
男の子と女の子では嗜好に差が出るなぁ。

長女が生まれた時。思いきりオタクなメカマニアに育ててやるべと考え、
それこそプラレールだの何だの《男の子向け玩具》をバンバン与えてやったのだが、
これがすぐに飽きちゃうんだな。
逆に、お人形だとか、キッチンセットだとか・・
生活臭プンプンの《女の子向け玩具》は大好きで、
「やっぱ先天的にこういうことになっておるのかなぁ」と感心した次第。

長男は、なんたって最初に《モノと名称の相互関係を認識した単語》として発した
言葉が『せんしゃ』である。
※ちなみに戦車ではない。
 電車のデの字が出せなかったので「せんしゃ」となっているのである。

彼の電車好き・・その熱っぽさは今も増す一方である。
電車を見つけた時のはしゃぎっぷりは凄い。

幼少期、西武多摩湖線沿線で《赤電》を見てはしゃぎ、
大阪に引っ越した時には阪急宝塚線沿線で《疾駆するマルーン》にブルブル来ていた
君の親父と変わらぬ「小さな電車好き」である。(笑)

不思議なもんだねぇ。


『本日の1コマA』鉄オタ予備軍(熊本電鉄北熊本駅)。
『本日の1コマB』夕陽を浴びる熊電アオガエル(〃)。




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