所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。


第427回

1月11日の日常から・・

昨夜、角川映画『人間の証明』を久しぶりに観た。
ちなみにDVD。
久しぶりと言うのは、1977年秋の劇場公開以来ということで、
つまり27年ぶりということ。

ジョー山中が唄ったこの映画のテーマ曲は、
あっしのカラオケの十八番だったりするのだが(そんなことはどうでも良い…笑)、
なんちゅうか、かなり薄まった砂の器と言うか・・
母系砂の器(本家は父系ね)と言うか・・
松田優作の中途半端さと言うか・・
ジョージ・ケネディは『シャレード』も捨て難いが、やっぱ『裸の銃を持つ男』ん時が最高かな?と言うか・・
佐藤純彌の大味な演出と言うか・・
なんで田舎警官役が深作欣二やねん!と言うか・・
突っ込みどころ満載であった。

まあね。
いろいろ言っても『君よ噴怒の河を渉れ』『新幹線大爆破 』好きだかんね。
佐藤純彌名物《巨費投入型B級映画》の匂いはたまらんねー。(笑)
『野性の証明 』は何だか分からんトンデモ映画だけど。
高所恐怖症の松方弘樹が死ぬ気で頑張ったということで許そう。

やっぱ'70年代の日本映画はええぞ。

さてさて・・
本日は、某局のディレクター殿がご来訪。
収録の打ち合わせでござった。
30秒ばかり全国規模であっしの声が流れるらしい。
※ちなみにテレビとラジオの両方でオンエアするとのこと。

喋る中身を詰めていったのだが、いやぁ・・テレビは大変だね。
画作りとかいろいろ考えなきゃならぬ。
しかも今回はラジオも有りということなので、
テロップで誤魔化すことも出来ぬ。
しかも30秒(実質25秒)・・。
ひえ〜〜〜〜〜〜!

うちだったら、打ち合わせたったの1分で2時間くらい喋り続けたりするわけだが、
そういう荒っぽい流儀はテレビじゃ通用せんわいなぁ。(笑)




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