所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。


第441回

2月10日の日常から・・

東京北区の温泉掘削現場で天然ガスが発生、見事に炎上しておる。
近隣の皆様は、たまったもんではないと思うけれど、
どことなく《景気の良さ》を感じてしまうあっしの脳味噌はやはり不謹慎に出来ているのだろう。

実はあんまり知られていないけれど、千葉県や東京の一部などの地下は、
有望な天然ガス埋没地帯なんだってね。

以前、取材で千葉県某所を訪問した時に『天然ガス』が自然に(掘削とかではなく)
湧いて出て来る様を見て「羨ましいなぁ」と思ったものである。

ポコポコと地下水と一緒に湧き出て来る気体(メタンガス)があって、
こいつを管で家屋に引き込んで煮炊きに使っている家が当たり前にあった。

聞けば、関東一円における天然ガスの埋蔵量は、中国で最近発見された大規模ガス田と
ほぼ同程度とのことである。
そこに、温泉掘削ブームっつうわけか・・。
起こるべくして起きた事故と言っても良さそうだな。

油田火災の消火については、湾岸戦争の際の「爆破消火」などを散々見たけれど、
天然ガスの消火ってどんな感じになるのかな?
ちょいと興味があったりする・・。

サッカーばかりでまともにニュースをやってくれないテレ朝『報道ステーション』を
見ていたら、何故かトップニュースはこの天然ガス火災の中継レポートであった。
まさにその時であった。

・古館「そのあたりにガス臭い匂いはありませんか?」と尋ねた。
・中継アナ「匂いは・・ありません・・」

あのね・・。ガスの匂いは人工的につけたもの。
天然ガスは本来無味無臭。
ひょっとして「メタン=おなら」と思ったのかね…笑。
ちょっと笑った。

・・てなことを書いてたら、大阪に長期出張中の《卯月みそか》から入電。
「同じマンションの一室が燃えている!」との内容。写メール付き。
うぉ!3F鉄筋コンクリートのマンションの3F角部屋が燃えておる。
小規模でおさまれば良いがのう・・。

(余談)
2月14日午前8時59分からNHK教育テレビを見ますると・・
あら不思議!あっしのツラを拝むことができまする。(僅か30秒だけど)
ちょうど『おかあさんといっしょ!』が終わった直後のオンエア。
ちなみに全国放送!
北は北海道から九州・沖縄まで、受信料未納の方でもご覧になれると思う。
※ラジオでも全国に流れるそうだが、こちらの日程はまだ知らない。




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