概ね日刊？月曜倶楽部新聞

所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」

本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。

第481回

５月１７日の日常から・・

裏路地『lunedi』の席亭と相成って10日以上過ぎた。
この建物には《いい風》が吹き抜ける。
昼過ぎから夕方までの凡そ５時間の内、その８割くらいの間、
ここの何れかの部屋に居るわけだが、思いっきりアルファ波が出て困る。
とは言え、居眠りをするわけでもなく、
ひたすら針金細工なんぞに没頭しているわけで、
まぁクリエイティブと言えばクリエイティブな毎日ではある。
それにしても・・
「器が出来ると女性は強いなぁ」と、つくづく・・。
男なんてものは、夢を語っている時は、それはもう夢中なのだが、
出来上がるとさっぱりである。
○具体例その１
「釣った魚にエサはやらない」の例え。
○具体例その２
「作るのは好きだけど後片付けをしない男の料理」の例え。
もっと突っ込んで言えば、オルガスムスに向かって行く時は一所懸命なのに、
達した途端急速に醒めていく男の性(サガ)ってやつだな。
○身近な実例・・。
夢みたいな企画を嬉々としてぶち上げる私。
大喜びする男性スタッフ・・「いいぞ！いいぞ！面白そうだぁ～」
斜から眺める女性スタッフ・・「で・・予算は？」
「シーーーーーーーーーーーーーーーーーン」
・・よくある光景である。
今回もそうだった。
思い起こせば３月上旬。
「新施設(lunediのことね)を作るぞ～！」と
異常かつ急激な盛り上がりを見せる男性陣。
「あーあ、また始まった・・」てな視線で興味無さげな女性陣。
ここまではいつもの光景。
ところが今回は予算とかいろいろ・・不思議と何とかなっちゃった上に、
ホントに１ヶ月でデキ上がっちゃったわけね。
暴走ここに極まれり！でござる。
すると・・すると！
現実として間違い無くそこに存在する建物を直視した途端、
女性は劇的に変わるんだねぇ。
(以下、田口トモロオのNA)
目の色が変わった。
疲労で沈み込む男性スタッフを尻目に、
テキパキと作業を進めていく。
水前寺裕子ら女性スタッフ・・連日大活躍であった。
てなことを書いて男性スタッフへの叱咤激励に代えさせて頂く・・笑。

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