所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。


第557回

1月26日の日常から・・

木曜深夜はRKKで駄映画の放送がある。
今夜は『洗濯機は俺にまかせろ』筒井道隆、富田靖子出演の1999年作品(ちなみに今回初見)。
下馬評通りの弱コントラストストーリーではあるが、なんだなぁ・・しみじみと良かった。
筒井道隆は、漫画家を目指して上京したものの、今やっているのは中古電器店の店員(洗濯機の修理が得意)。
そこにフラリと帰って来た店主の娘が富田靖子。ちなみに夫婦別れしたばっかりの出戻り&売れないラジオパーソナリティ。
ストーリーは、ここ(映画瓦版)あたりを見てくんさい。

多分俺は、この映画の中の筒井道隆みたいな存在が自分の《人生の理想型》だったんだろうなとしみじみ・・。
いまも一番愉しいのは、子どもらが「お父さ〜ん、これ治して〜」と動かなくなった玩具を持って来て「いま忙しいんだぞ」とか言いながら修理している瞬間かもしんない。

さてさて・・
FMC30周年にドラマを撮ろう!ってことで実は3年前から準備を進めていたものがござる。
企画当初に居た連中がいなくなって、多分彼等もこの企画自体を忘れていることであろう・・けれど珍しくあっしは忘れていなかった。
というわけで、プロット→箱割りの間で行ったり来たりすること実に5回。
脚本に入って現時点で第6稿ですよ。※あ、そんなに大した話じゃないんですけどね・・笑。
でもなぁ・・撮れないだろーな。なんたって人手が足らん・・。
機材OK。(撮影・音響・照明・・自前です)
美術OK。(時代設定が1985年なのに100%自前で揃ってるのが凄い!)
音楽OK。(脚本の前に選曲が決まっていたという珍事)
マンパワー・・残念。
ま、脚本だけは決定稿までいきますよ。


◆本日の一言NEWS・・「FMCの平均年齢」
なんだか物凄く上昇する気配。



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