所謂日常日記
榎田信衛門「鯨のしっぽ」
本を読む、テレビを見る、
街を歩く、田舎を彷徨う、
物を喰らう・・。
日々の出来事の中で、
一瞬「海馬」に蓄積された記憶を
このページに綴っていこうと思う。

「海馬(hippocampus)」
大脳の古皮質に属する部位で、欲求・本能・自律神経または記憶に関する中枢器官。


第596回

6月27日の日常から・・

相変わらずの雨である。
最終破壊兵器スミソンが使えない。

仕方なく雨の合間に断続的な殺虫スプレー攻撃を続ける。
まるでドクガを相手にしたゲリラ戦である。

見れば、黄色いメスのドクガと、一回り小ぶりで茶色っぽいオスのドクガがつながっておる。
しかもひと組やふた組ではない。
あっちこっちでつながっている。

「いやだわ。昼間っからお盛んねぇ‥」とか言ってる場合ではない。
大体我が家は発展場ぢゃねぇーぞ!
怒りがこみ上げて来た。

オスメスセットめがけてアースジェットを噴射する。
死ねや!死ねい!!

ガレージ付近は、パニックに陥ったドクガカップルによる断末魔のダンス会場と化した。

そこに‥雨。

「くそっ、またかよ」

飛び回るドクガにも容赦なく雨粒は降り注ぐ。
それは彼らにとって、死を意味する直撃弾となる。

ふと気付けば、かなりの成虫がいなくなった。
殺虫剤攻撃によって死んだもの、雨に流されて命を失ったもの‥。
人工と自然による淘汰が彼らの仲間を屠っていった。

な〜んてセンチメンタルなこと言ってられっかってーの!

カップルが産み落とした卵がやがて孵化する。
ちなみにドクガは1年に二度孵化するって知ってた?

これから孵化後の幼虫退治が始まるってことよ。
いよいよスミソンかオルトランか。

この戦いは蚤の時よりもはるかに長期化しそうである。


◆本日の一言NEWS・・「ドクガと洗濯物」
風に漂ってドクガの毒毛が洗濯物に付着。どうなるか分かりますよね。





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