第003回
12月8日
本日、宮崎駿監督最新作、『ハウルの動く城』を観てまいりました。
そしてヤラレタ、感動しました。
戦火の恋が描かれていて、今までの作品よりも女性向きに作られている気がしました。
気になっていたハウル役の木村氏の声、特に違和感なかった~。
映画自体の感想はそこらで置いておき・・・
いろいろ考えた事が。
タイトルにもある、魔法使いのハウルの住む「動く城」。
その中は、ほんと呆れるほどに汚れ放題でした。
90歳の少女ソフィが訪れるまで、たぶん一度も掃除されたことがなかった。
書物やらよくわからないものが、城全体にゴッチャゴチャ。
これはこれは、掃除も、大変です・・・。
ゴチャゴチャ?うーん・・・
思い当たる節があるなあ、と、ふと考えてみると、
すぐ一番に浮かんだのが、自分の部屋の様子です。
玄関付近に溜まった、缶やビンの類い、
目立つところに飾ってある「ホッピー」のビン、
いつからか集め始めた居酒屋のマッチ、本棚に入りきらくなった漫画本やCD・・・
ハウルの城ほどではないにしろ、自分の部屋の中にも、
必要なのか必要でないのか、役に立つのか役に立たないのか、
たぶん他人には意味が分らないであろう物が、ゴチャゴチャあるなあ、と。
二番目に浮かんだのが・・・
少し失礼かなあ、と思いながらも、『FMC』の内部でした。
毎度番組を収録するスタジオ、一階と二階をつなぐ階段、マルチメディア室に至るまで、
パソコン、映像・音声機材、書物、レコード、CD、玩具、ファイル、写真などなど・・・
FMC内部には、いろんな物が所狭しと置かれ、あるものは積み上げられている。
それはもうまさに”ハウルの城の中”状態!
そこで思ったのは、そういえば男というものは、多かれ少なかれ、
どこそこかに出て行っては、何かを持って帰ってきて、そこらへんに置いたり、
並べてみたり、集めてしまったりしてしまうという習性があるんじゃないかな、という事でした。
そんな状態で放っておくと、要るか要らないかワカランような色んなものが、知らず知らず、
ゴチャゴチャ、集まっていってしまいます。
しかし、そのゴチャゴチャッとした中には、興味を持った事で拾ってこられた切れっ端や、
いつか役立てようなどと企んでいる小さい夢やらの欠片が、えらく自分勝手に埋まってるのだ、と思いました。
子供の自分で作った宝箱の中みたいなものだろうか、とも。
ParaT率いる『FMCの動く城』に乗ってる、レジオネラでした。
レジオネラ高木さんが参加している
「FMC」ターミナルサイトはこちらです。
http://www.fmc.or.jp/
ストリーミング放送を聞くことができます!
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