熊日グリーンページにおける自己完結型エッセイ

「熊本のボロ指摘日記1」

1997年7月上旬執筆

21年も熊本でミニFMなんてやっていますと、いろんなところで熊本のボロさを体感します。それらを書き並べる前に一言・・。
「私は東京出稼ぎ業界人ですが、多分これからもずっと熊本在住です」
基本的なところについては熊本が好きですから・・。

さてさて、先日もサブカル系文化祭PCMeetなんぞを細々と開催致しましたが、やってて困るのは会場側(主に公共施設)の担当者の意識がバリバリ低いことです。

PCMeetは熊本市健軍文化ホールでしたが、いろいろやってくれました。

・下水の蓋が壊れるから車は入るなとか(蓋の耐過重は500Kg!! 車ったって普通車ですぜ。
 片輪で250kgもありません・・ほとんど因縁ふっかけられている感じ。フリマの参加者
 も皆、それを言って来た管理者を笑っておりました)

・100Vのコンセントが生きていないのでお尋ねしたら「別料金」だという。案内書にも
 申込用紙にもそんなことは書いておらず、ましてや申込時や下見時にも何ら説明もなか
 ったので、うちのスタッフが強硬に「聞いていない」と言ったところ、あっさり通電が
 始まったのでした。(ホントに公共施設なのかと疑う一幕。一体どういう運営体制なのだ
 ろうと思ったので、今度市民交流サロンでもお訪ねしましょう・・)

まあ他にもいろいろありましたが、あれでは利用者は寄って来ません。第一ご近所の方で当の文化ホールの場所を知らないという方が多いのにも驚きました。立派で、とってもいい施設なんですがねぇ。

こういう公共施設はバブル以降、熊本でもやたらと建設されましたが、当の管理運営者の人的資質が余りにも低い。ただの公務員事務職といった門外漢が「監理」(管理とは意味が若干違う)するという小役人気質ありありかつ高ビーな仕事をやっちょるようです。
「建物建てたら後は知らん」という方針がみえみえ。これでは、メインだろうとサブだろうと文化なんぞ育つわけがない。

公共施設にパブリックな簡易印刷機が無いのもボロな一面ですな。総合婦人センターには置いてありますが、「予め登録された婦人団体しか利用させない」とのことで、全く利用率は低い。これも皆様の税金で賄われているのだよん。

まとまった空地があるとパチンコ屋かゲーセンしか出来ない「激低レベル文化県くまもと」を創っている県民ならびに行政担当者に一言申し上げる「新幹線が来たらときの経済流出が楽しみ!! 早く来ないか新幹線」

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