デジタルメディアにおける自己完結型エッセイ
「お米の問題」 1998年1月下旬執筆 私がよく掻き回している(笑)農水省掲示板に、先日ある小学生が非常に素直な疑問を書き込みました。 質問しても返答が無いことで有名な農水省掲示板のこと、今度もレス無しかと思いまして、子供の率直な疑問に答えるのは大人の義務だ大合唱を展開しましたところ、かなりの日数を要しましたが、なんと返答を得ることが出来ました。 以下はその転載です。公的なボード故、問題はないだろうと勝手に判断し、転載致します。 とは言え、熊本は農業県であります。特に農業に携わっておられる方々からの感想を拝見したいものです。 (質問) (回答) この生産調整の目標面積については、外国から輸入される米(これを「ミニマム・アクセス米」といいます。)の輸入量を一切考慮せず、日本人の需要に見合う量の国産米が生産されるよう決定しております。したがって、ミニマム・アクセス米の輸入量が生産調整の目標面積に上乗せされているわけではありません。(ミニマム・アクセス米については、国産米で対応することが難しい加工用米などに供給することとしており、国産米に影響を与えないよう処理しています。) さらに、生産調整は、水田を有効に利用するため、米を生産するかわりに、自給率が低い小麦、大豆、飼料作物などを生産する形で実施しています。 2 また、平成5年、日本は作況指数74という大凶作に見舞われ、国産米による安定供給ができなくなり、外国から大量の米を緊急に輸入せざるを得ませんでした。このような事態に対する反省から、平成7年度から一定量(150万トン±50万トン)のお米の備蓄を制度化したところです。 3 このように、政府は国民が必要とするお米がいつ、いかなるときでも安定的に供給できるようお米の生産調整(減反)及び備蓄を適切に組み合わせて運営することとしています。 (ParaTの感想) |
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