デジタルメディアにおける自己完結型エッセイ

「飲酒不可の図書館(?)」

1998年6月上旬執筆

大江の市立図書館の入口前の敷地に円形のベンチがある。
そこに下品なほどに大きく貼り付けられた警告をご存知…?

「ここで飲酒はできません!!」

近所の人や図書館をよく利用なさる方はご存知だと思うが、このベンチで飲酒し、大声を張り上げる労務者風の男数名がいる。
ちなみにこいつらにモラルだの何だのを言っても始まらないとは思うのだが、実に不快な光景ではある。
いわゆる場所柄ということもある。子供達への教育上も好ましくないし、酒の上での犯罪ということだって予見できたりする。しかもよりにもよって図書館で呑むことはなかろうに。(笑)

それにしても誰も注意しないのだろうかねぇ…。こういうときこそ警察の出番なんかいなぁ。

ちなみに公共の場所(しかも図書館)での注意事項に従わない違反行為は当然処罰の対象である。張り紙の効力が生かされてないとも言えるけれど、ベンチの真ん中に立っている樹木にもデーーん!!と貼ってあるし、ベンチ自体にもデーーん!と貼ってある。気づかない方がおかしいわけで、こりゃあもう「確信犯」と言ってよいだろうね。

私は何度かこいつらに口頭で注意し、迫力のある口論の末、駆逐したことがあるが、皆さんも気軽に断固排除すべきであろう。(なぁに一発殴ってくれたら傷害でパクればいいだけのこと。…んな簡単なことじゃないか…あはは)

敷地内に「飲酒不可」の張り紙がある図書館…。熊本人のモラルがいかに低いかをアピールする一種の象徴のようにも思えたりする。(穿った見方をすれば結構笑えるけどね)
図書館が少ないことでも全国的に有名な熊本。こんどは飲酒まで許容するモラルの低い図書館がある熊本…という立派ないイメージが生まれませんよう心よりお祈り申し上げまして、甚だ簡単ですが私からのご挨拶にかえたいと思います。合掌…。

ParaTエッセイ・トップページに戻る

all right reserved"fm-monday club"kumamoto.japan.1999-2001